INTERVIEW

株式会社トランスコスモス・テクノロジーズ様

株式会社トランスコスモス・テクノロジーズ
「エンジニアの基礎であるプログラミング、javaやOracleといった専門技術だけではなく、社会人に求められるビジネスマナー。さらには、スティーブン・R・コビー博士による成功哲学『7つの習慣』に関するカリキュラムに魅力を感じて、研修をお願いしました」と振り返るのは、同社人材開発部研修課の野村靖久さん。

東京ITスクールの多岐に渡る研修は、新入社員の皆さまにどういった影響を与えたのでしょうか。さっそく、お話を伺いました。

“7つの習慣”カリキュラムを通じて 「社会人力アップ」を実感。

企業へのITアウトソーシングサービスを展開するトランスコスモスグループのシステム開発子会社であるトランスコスモス・テクノロジーズ。

2019年にはじめて東京ITスクールの新入社員研修を利用していただきました。

人材開発部研修課 課長

野村 靖久

サービス統括部第5サービス部
部長

田辺 聡

探していた技術×人間力を鍛える場。

御社は、トランスコスモスグループに2007年に加わりましたよね。

野村様:はい。当社はいわゆるソフトウェアハウスとしてスタートした会社です。20年ほど前からトランスコスモスから資金提供を受けるようになり、2007年1月からトランスコスモスの完全子会社になりました。

トランスコスモスグループの中では、どのような位置づけなのでしょうか?

野村様:メインはトランスコスモスグループの中で発生するシステムの開発。さらにトランスコスモスの顧客から出てきた開発案件も担当しています。それにともなって親会社との人材交流も活発化して、親会社からの受注が35%ほどを占めていますね。

田辺様:特徴的なのは約120名の社員がいますが、そのうち管理職とバックオフィス担当を除く110名がエンジニアという技術者集団であることです。

これまで新人研修はどのようにしていたのですか?

野村様:東京ITスクールにお願いするまでは、社内のSEが講師となり、2~3ヶ月かけて新人向けの研修を内製していました。ビジネスマナーを1ヶ月月弱、次いでコンピュータやプログラミングの基礎、Javaの研修を行い、最後はプロジェクト体験をするといった内容。多い時には2~3名の研修担当がいましたね。

それだけ充実していた研修を外部に頼もうと考えたきっかけは?

田辺様:社内体制が変わったことです。去年までは札幌支社や西日本支社(大阪)があって250名のエンジニアがいましたが、昨年から地方の支社を親会社にお任せすることになったのです。

会社の規模が縮小したので、内製が難しくなった。もっとも以前から、外部の研修会社を利用した方が効率的だという意見もあったので、探してみることにしました。

東京ITスクールを選んでいただいた理由は?

野村様:外部研修を調べていたところ偶然にも、東京ITスクールから営業を受けたんですよ(笑)。
そこから7つの習慣を取り入れたJava研修を説明して頂き、助成金も使えるとの事だった
ので。

研修内容はいかがでしたか?

野村様:技術系研修はもちろん、ビジネスマナーの時間もあり、我々が求める内容と合致していました。

またプログラミングについての研修がしっかりあることには安心しました。いきなり上流工程の教育を始める会社もありますが、うちはすべてのSEにプログラミング知識が必要だと考えています。

加えて人間力を鍛えることにもつながる『7つの習慣』に関するカリキュラムがあることも魅了的でしたね。

田辺様:そう。『7つの習慣』は私が社会人になって2~3年目に大ヒットしていました。さっそく購入しましたが、当時はさっぱり理解できなくて(苦笑)。その後、15年目くらいに再読して、やっと理解できた。改めていい内容だと思いましたが、それを東京ITスクールでは、どう教えるのか興味を持っていました。

「7つの習慣」は簡単に言えばゴールに向かってどんなプロセスを踏むべきかを伝える教え。研修では座学で教えるのではなく、様々なプログラムの内容をマスターするためのツールとして、手帳を活用しながら実践的に教えていただいたようですね。

現場に配属された新人たちが計画性を気にするようになりました。これは「7つの習慣」の影響だと思います。

野村様:いい内容だと思っても、迷いますよね。今年の新入社員は12名でしたが、外部に研修に出すと、何百万円も費用がかかる。もし期待はずれの研修だったら大変です。そのため2ヶ月コースで申込みしようとしていたのですが、営業の方に「インプットだけでなくアウトプットまで経験しておきたいなら3ヶ月は必要」と勧められ、3ヶ月コースにしました。やってみると非常によかった。3ヶ月コースにしてよかったです。

どんなところで研修に対する信頼感が増しましたか?

田辺様:新人たちをお客様扱いせずに、厳しく接してくれたことですね。問題行動があれば、個別に呼びだして面談したり、指導をしたりしてくれます。

野村様:内製していた時は、最後のプロジェクト体験くらいしか目の当たりにできず、期間中の成長ぶりがわかりませんでした。ところが東京ITスクールの場合はレポートが届き、カリキュラムの進行状況をウェブ上で確認できるので、むしろ一人ひとりの変化をキャッチできたと満足しています。

3ヶ月で育った「社会人の基礎力」

研修の効果は?

田辺様:私の部署には研修後、2名配属されましたが、だいぶ大人になった印象でしたね。
内部研修だと新人同士がひとまとまりになるので例年、学生気分がなかなか抜けなかった。
それが挨拶やお見送りといった基礎が身についていて驚きました。

技術面ではかがでしたか?

田辺様:研修前は「こんな短い期間でJavaを教えて果たして成果はあがるのか?」と正直疑っていました。実際、研修後、新人たちの技術レベルが急に上がったわけではなかった。

しかし、研修で概略を理解したことで、技術の理解力、応用力は飛躍的にあがりました。まず自分で調べて解決する姿勢が見受けられるように。また質問の仕方も例年の新人と違いましたね。

当社では先輩社員が新入社員を指導する「エルダー制度」を採用していますが、単に先輩社員に「わかりません」と言うのではなく、的を射た質問をするようになった。教える方も手間がかからず、現場で好評でした。

野村様:会社としても、助成金も含め費用対効果は高かったと考えています。また、社内研修ではフォローアップまではできていませんでしたが、東京ITスクールでは終了後年4回実施していただけるとのこと。ありがたく思っています。

そこには同じ研修を受けた他社の方も来るようで、お互いの成長ぶりもわかります。研修をきっかけに交流を含め、いずれはビジネスでも関わるような関係になれたらえらうれいしい。今後は内容のブラッシュアップやさらに必要とされていくAIの研修なども実施していただきたいですね。当社としても、継続の利用を考えています。

効果をご実感いただき、ありがたい限りです。今後もよろしくお願いいたします。

インタビュー・文/大正谷 成晴
写真/鈴木 崇文